【GA4実践】離脱ページの分析と改善|「止まってる場所」を特定して次の一手まで落とす
「流入はある。LPも改善した。なのに、キーイベントが伸びない。」
このとき原因になりやすいのは、入口(LP)そのものより 途中で止まっている場所(=そのセッションで最後に見られたページ) です。
離脱=悪ではありません。答えを読んで満足する記事や、営業時間だけ確認して帰るページもあります。
ただし、料金・事例・比較・フォーム・カートなど “キーイベント直前のページ” で止まっているなら話は別。
そこにはたいてい 訴求ズレ/導線不足/摩擦/信頼不足 のどれかが潜んでいます(後半でテンプレとして当てはめます)。
この記事では、GA4で「止まっている場所」を見つけ、原因仮説を立て、改善案まで落とすところを 型 にします。
この記事で解決できること
- GA4で「止まっている場所(離脱)」をどう見つけるか
- 「直すべき離脱」と「直さなくていい離脱」の分け方
- 流入元×ページ×デバイスで離脱の原因を切り分ける方法
- 改善施策テンプレ(訴求ズレ/導線不足/摩擦/信頼不足)で次の一手を出す方法
この記事を読むべき人
- LP改善までやったのに、キーイベントが伸びない人
- ページは見られてるのに「次に進まれない」人
- CROに寄せたいが、GA4で“改善箇所”を特定する型が欲しい人
結論(3行)
- GA4は 候補抽出 → 経路探索(終了点ENDで深掘り)→ 流入元/デバイスで切り分け → テンプレで施策化 が最短
- 離脱は「悪」ではなく、どこで止まっているかが改善ヒント
- 改善対象は、キーイベントに向かう重要導線の途中で起きている離脱

離脱ページとは?直帰との違い

離脱ページ(Exit)とは
離脱ページとは、そのセッションで最後に見られたページのことです。
- 例:
記事A → 料金ページ →(離脱) - このセッションの離脱ページは「料金ページ」
つまり離脱ページは「そのセッションの終点」で、重要導線の途中で終点になっていると改善ヒントになります。
直帰とは(ざっくり)
直帰は、ざっくり言うと 1ページだけ見て終わった訪問を指します。
- 例:
記事A →(離脱) - 直帰っぽい動き
GA4では直帰率は 「非エンゲージド セッションの割合」として扱われるため、
エンゲージメント率と概ね反転関係になります。
Engagement rate + Bounce rate = 100%(概ね)
離脱が起きても問題ないパターン(直さなくていい離脱)
離脱ページは、必ずしも改善対象ではありません。代表例は以下です。
- 答えが完結しているページ
- 用語解説、FAQ、料金の確認、営業時間の確認など
- 次の行動が“サイト外”で完結するページ
- 店舗地図→来店、電話番号→発信 など(※計測設計次第)
この場合にやるべきは「無理に回遊させる」ではなく、必要なら
- 関連記事を1〜2本だけ置く(置く場所は「結論直後」か「記事末尾」だけでOK)
- 次にやることを1つだけ置く(邪魔にならない程度)
といった 満足度を落とさない範囲の導線です。
※店舗地図・電話タップ・外部予約など“サイト外で完結”する行動は、可能ならクリックをイベント化(キーイベント候補)しておくと判断がブレません。
問題になる離脱(直すべき離脱)
改善対象になるのは、基本この1つです。
- キーイベントに向かう重要導線の途中で止まっている
たとえば、
- 料金ページまで見ているのに問い合わせに進まない
- 事例ページで止まってフォームに進まない
- 入力フォームで止まって送信できない
など。
このケースは「読み物として満足」ではなく、途中で不安/摩擦/迷いが発生して止まっている可能性が高いので、改善の優先順位が上がります。
関連:キーイベントの考え方が曖昧な場合は、先にこちらで整理すると迷いません
入口(LP)側の改善がまだなら、先にこちらから
離脱ページを見つける方法(標準+探索)
ここからは、GA4で「止まっている場所(離脱の終点)」を見つける手順を解説します。
結論、標準レポートで“候補”を出して、経路探索で「END(計測上の終点)」から深掘りするのが最短です。
Exit(離脱)にこだわって指標を探すより、あなたの型(量×質×成果)で揃える方が再現性が出ます。
① 標準レポート:まずは「候補」を出す(入口ではなく“閲覧ページ”側)
目的はシンプルで、「見られているのに成果が弱いページ」を候補として拾うことです。
ここでは離脱専用の指標はなくてOK。次の探索(経路探索)で終点を特定します。
手順(ページ別の候補出し)
- GA4 → レポート
- ライフサイクル → エンゲージメント
- ページとスクリーン を開く
まず見る指標(迷ったらこの順)
- 表示回数(views)/ユーザー:見られているか(量)
- 平均エンゲージメント時間 / エンゲージメント率:ちゃんと読まれているか(質)
- キーイベント(数):行動につながっているか(成果)
📌 補足
「率」で比較したい場合は、次の③(自由形式)で セッションキーイベント率 を使うとブレません。
標準レポートの列は環境やカスタム状況で揺れるため、ここでは「数」を軸にするのが安全です。
候補の見つけ方(型)
- 表示回数(またはユーザー)が多いのに、キーイベントが弱いページ
→ 重要導線の途中で止まっている可能性が高い - 表示回数が多いのに、エンゲージメントが弱いページ
→ 期待ズレ・読みづらさ・導線不足の可能性が高い
📌 ポイント
この時点では「離脱ページを断定」しません。
止まり場所になっていそうなページ候補を出すだけでOKです。
② 探索(経路探索):END(計測上の終点)から「止まり場所」を特定する

ここがこの記事の主役です。
経路探索(Path exploration)を使うと、ユーザーの行動経路の最後に出る 「END」 を起点に、「どこで終わっているか」を可視化できます。
✅ ここで分かること
- 終点になっているページ(止まり場所の候補)
- その直前に どのページから来て終わったか
- 重要導線の途中で終わっているかどうかの当たり
📌 重要:ENDの意味
END=計測上の終点(次のページ/イベントが記録されなかった)です。
「途中で諦めた」だけでなく、タブを閉じた・外部サイトへ遷移した・別ドメインへ移動したなども含まれます。
そのため、ENDが多い=悪ではなく、キーイベントに向かう重要導線でENDが多いか?で改善対象を判断します。
手順(最小ルート)
- GA4 → 探索
- 経路データ探索(Path exploration) を開く
(無ければ「テンプレート」から経路探索、または自由形式から経路探索を追加) - 表示の起点を 「ページタイトルとスクリーンクラス」 または 「ページパスとスクリーンクラス」 にする
- URL粒度で見たいなら ページパス
- 記事名で見たいなら ページタイトル
- 経路の右端(終点)に出てくる END を確認
- ENDの直前のノード(ページ)を見て、「どのページで終わっているか」を特定
見方(ここだけ覚えればOK)
- 「フォーム → END」 が多い
→ 入力途中離脱(摩擦)の可能性に加えて、サンクス計測漏れ/外部遷移(決済・予約)も疑う - 切り分け①:DebugViewで「送信完了イベント(generate_lead等)」が飛んでいるか確認(計測漏れを最短で潰す)
- 切り分け②:サンクスが別ドメインなら クロスドメインや outbound を確認
- 切り分け③:デバイス別(特にモバイル)でENDが偏っていないか?
- 「料金 → END」 が多い
→ 価格不安・比較不足・信頼不足・CTA弱い可能性 - 「事例 → END」 が多い
→ 次の一手(問い合わせ/資料請求)が弱い可能性(導線不足) - 「記事 → END」 が多い
→ 直すべき離脱かどうかをH2-3で判定(完結型なら問題ない)
📌 重要
ENDが多い=悪ではありません。
キーイベント直前の重要導線でENDが多いなら改善対象、という判断軸で見ます。
③(任意)自由形式で「量×質×成果」を並べて優先順位を付ける
経路探索で「止まり場所」を見つけたら、次はどこから直すかです。
ここで自由形式(Explore)を使って、あなたの型(量×質×成果)で並べて優先順位を付けます。
おすすめの最小構成
- 行:ページパス(またはページタイトル)
- 値(指標):セッション / エンゲージメント率 / セッションキーイベント率
- フィルタ:セッションが一定以上(例:100以上)
- 並び替え:セッション降順 → セッションキーイベント率が弱い順に当たりを付ける
✅ ポイント
Exit専用の指標にこだわらず、量×質×成果で揃える方が、次の施策(H2-5)に直結します。
次の次のセクションでは、この候補の中から「直すべき離脱ページ」を見分ける基準(3条件)を整理します。
直すべき離脱ページの見分け方(優先度の付け方)
前セクションで「終点(END)」になっているページの候補が出せました。
次は、その中から 直すべき離脱 だけを選びます。
結論、優先して直すのは 「量が大きく、質か成果のどちらか(または両方)が弱い」ページです。
ENDが多いはあくまで合図。量×質×成果で当たりを付けます。
優先して直す「3条件」(量×質×成果)

条件1:量(セッション/表示回数)が多い
母数が大きいほど、改善インパクトも大きいです。
まずは セッション(または表示回数)が多い順に当たりを付けます。
条件2:質(エンゲージメント)が弱い
量が多くても「満足して終わった」なら無理に直す必要はありません。
改善対象は ENDが多いのに、エンゲージメントが弱いページです(期待ズレ/導線不足/読みづらさ/速度などの可能性)。
条件3:成果(キーイベント)が弱い
特に、比較・料金・事例・フォームなど キーイベント直前になりやすいページで
キーイベントが弱いなら改善優先度は高いです。
📌 補足
「比較/料金/フォーム」でENDが多い=比較検討しているのに止まっている可能性が高いサインになりやすいです。
ここは改善のROIが出やすいので、優先的に当てましょう。
逆に「直さなくていい離脱」(よくある2つ)
- 検索意図が“答えを知りたいだけ”のページ(用語解説/FAQなど)
→ 直すなら「CTA強化」より、関連記事を1〜2本だけ置く程度でOK - 完結型ページ(営業時間/アクセス/店舗情報など)
→ 回遊より「探しやすさ・見やすさ」を優先
※料金・比較・フォームは“CV直前”になりやすいので、ENDが多いなら改善候補に入ります(完結型として扱わない)。
注意:フォーム→ENDは「離脱」と断定しない
フォームや決済は 計測漏れ/外部遷移/クロスドメイン未設定で、ENDに見えることがあります。
フォーム→ENDが多い場合は、まず改善ではなく 「計測の正しさ」 を点検してください。
- 送信完了(thank_you / generate_lead / purchase 等)が キーイベントとして入っているか
- DebugViewで 送信完了イベントが飛んでいるか
- デバイス別に比較して、mobileだけフォーム→ENDが多くないか(入力摩擦の可能性)
次のセクションでは、直すと決めたページを 流入元×ページ×デバイスで切り分けて、原因を一気に絞ります。
原因特定は「流入元×ページ×デバイス」で切る
H2-3で「直すべき離脱ページ」を絞れたら、次は原因特定です。
ここでいきなり施策を考えると外しやすいので、まずは 切り分け から入ります。
結論、離脱の原因特定は 流入元×ページ×デバイス の3軸で見ると、原因候補を最短で絞れます。
特に mobileだけ弱い × セッションが多い × 直せる摩擦 は改善ROIが高いので最優先です。
手順1:まずはデバイス差を確認する(mobileだけ弱いは最優先候補)
同じページでも、PCでは読めるのにスマホだと止まることがよくあります。
たとえば「フォーム→END(終点化)」が mobileだけ多い なら、まずは摩擦を疑います。
- 入力が面倒(項目が多い)
- ボタンが押しづらい(サイズ/余白/固定CTAの有無)
- 表示が遅い(速度)
- エラーが出やすい(バリデーション/入力補助)
✅ ここでやること
「直すべき離脱ページ」を mobile vs desktop で比較し、弱い側(多くはmobile)を特定します。
※セッションが少ないなら優先度は下げます(母数が小さいとブレるため)。
手順2:次に流入元差を確認する(広告だけ弱い=訴求ズレの可能性)
同じページでも、どこから来たかで期待値が変わるため、止まり方も変わります。
- 広告(cpc)だけ成果が弱い
→ 広告文の約束とページ内容が噛み合っていない(訴求ズレ)可能性 - SNS(social)だけ成果が弱い
→ “読むだけ”で終わる文脈になっている(導線不足)可能性 - 自然検索(organic)だけ成果が弱い
→ 検索意図と内容がズレている(訴求ズレ) or 結論が遅い可能性
✅ ここでやること
「同じページ」でも 参照元/メディア別に数字が変わるかを見る。
変わるなら原因は“ページの中身”だけでなく、流入の期待値にあります。
実務テンプレ(探索・自由形式で“悪い組み合わせ”を浮かせる)

ここからは、GA4の探索(自由形式)で「弱い組み合わせ」を浮かせるテンプレです。
Exit専用指標にこだわらず、あなたの型(量×質×成果)で揃えます。
0) 先に前提:ページはH2-3で絞った“対象ページ”だけにする
自由形式は表が肥大化しやすいので、最初から候補ページだけに絞るのが安全です。
- 方法A:フィルタでページパス(またはページタイトル)を含むで絞る
- 方法B:候補ページをメモして、探索で該当ページだけを見る
1) 最小構成(まずはこれだけ)
- 行:ページパス(またはページタイトル)
- 列:デバイスカテゴリ(desktop / mobile)
- 値(指標):セッション / エンゲージメント率 / セッションキーイベント率
ここで「mobileだけ弱いページ」を一発で拾います。
2) 流入元で切る(おすすめは“フィルタ”か“セグメント比較”)
流入元(参照元/メディア)を 列に追加すると見づらくなる ので、実務では次のどちらかが安定します。
- フィルタで切る(例:google / cpc だけ、google / organic だけ)
- セグメント比較で切る(例:Organic / Paid / Social の3セグメントを作って比較)
フィルタ例
- ディメンション:セッションの参照元/メディア
- 条件:次を含む
cpc(広告だけ見る) / 次を含むorganic(自然検索だけ見る) / 次を含むsocial(SNSだけ見る)
どう判断する?(この3パターンに当てはめるだけ)
数字を見たら、まずは次の3パターンに分類します。
パターンA:質も成果も弱い(期待ズレ or 読みにくさ)
- エンゲージメント率 ↓
- セッションキーイベント率 ↓
→ 「思ってたのと違う」「読みにくい」「次が分からない」の可能性が高い
パターンB:質は高いのに成果が弱い(信頼不足 or 比較不足 or CTA弱い)
- エンゲージメント率 ↑
- セッションキーイベント率 ↓
→ 読んでるのに動かない=「不安が残る」「後押しがない」「次の一手が弱い」
パターンC:mobileだけ成果が弱い(摩擦の可能性が高い)
- desktopは悪くないのに mobileだけ↓
→ 入力/速度/表示/ボタン/エラーなどの“摩擦”を最優先で疑う
📌 ポイント
「どのページが悪いか」ではなく、どの組み合わせが悪いかを見ると、原因が一気に具体化します。
最後にページの役割で再確認(直すのは“導線上”だけ)
切り分け結果が出たら、そのページが
- 情報提供(完結してOK)なのか
- 比較・検討(次の一手が必要)なのか
- 行動(フォーム/購入など、完了が必要)なのか
を確認します。
重要導線上なら、次のH2-5で紹介するテンプレ
(訴求ズレ/導線不足/摩擦/信頼不足)を当てればOKです。
次のセクションでは、離脱の改善施策を「4パターン」に分けて、具体的な直し方をテンプレ化します。
離脱の改善施策テンプレ【4パターン】
H2-4で「どの組み合わせ(流入元×ページ×デバイス)が弱いか」まで切り分けできたら、あとは 原因に合うテンプレを当てるだけです。
ここで扱うのは「離脱そのもの」ではなく、経路探索で END(終了点)になりやすい=“終点化”している状態です。
※ ENDが多い=悪ではありません。キーイベントに向かう重要導線の途中で終点化しているなら改善対象です。
まずは1行診断(どのテンプレを当てる?)

- エンゲージメントが弱い(読まれてない) → ①訴求ズレ or ③摩擦
- 読まれているのに成果が弱い → ②導線不足 or ④信頼不足
- mobileだけ弱い → ③摩擦(最優先)
- 広告(cpc)だけ弱い → ①訴求ズレ(FV整合)
① 訴求ズレ(期待と中身が違う)
よくあるサイン
- 広告(cpc)だけ成果が弱い
- 自然検索(organic)だけエンゲージメントが弱い
- SNS(social)で流入はあるのに、すぐENDになる
起きていること(ざっくり)
ユーザーは「これが知りたい/これが欲しい」と思って来ているのに、ファーストビュー(FV)で答えが見つからず戻っています。
改善の型(やる順)
- FVに期待の答えを先に出す
- 1行目で結論(何が得られるか)を明言
- 「誰向けか」「何が分かる/できるか」を冒頭で固定
- 見出しを“流入元の約束”に揃える
- 広告文のベネフィット
- 検索KWの意図(悩み/比較軸)
- SNS投稿の前振り(共感/発見)
に対応する見出しを作る
- ページの役割を1つに絞る
- 料金ページなら「比較→不安つぶし→次の一手」
- 事例ページなら「成果の根拠→次の一手」
のように、何のためのページかを明確に
② 導線不足(次に何をすればいいか分からない)
よくあるサイン
- エンゲージメントはそこそこあるのに、次に進まない(ENDが多い)
- 事例/料金/比較ページで「読まれてるのに成果が弱い」
起きていること(ざっくり)
内容には納得したが、次の行動が見えない/決めきれない状態です。
改善の型(やる順)
- 次の一手を1つに絞る
- 例:
資料請求か問い合わせのどちらか(両方置くなら優先を明確化)
- 例:
- CTAは増やすほど迷うを前提にする
- CTAが散らかると、読む→迷う→ENDが増えやすい
- CTAの置き場所を固定する(おすすめ3箇所)
- ① FV直下(最短導線)
- ② 本文中(根拠を出した直後)
- ③ 末尾(納得後の行動)
- リンク文言を“行動が想像できる言葉”にする
- ✕「こちら」
- ○「料金表を見る」「事例を3分で読む」「無料相談の流れを見る」
③ 摩擦(重い・入力がだるい・押しづらい)
よくあるサイン
- mobileだけ成果が弱い(ENDが偏る)
- フォーム→ENDが多い(ただし計測漏れを先に疑う)
起きていること(ざっくり)
「やる気」はあるのに、面倒/不便/不安定で途中で止まっています。
改善の型(やる順)
- フォーム項目を削る(最優先)
- 必須項目を最小に(名前/メール/要件くらいから)
- 任意項目は後工程へ
- モバイルの押しやすさを改善
- CTAボタンのサイズ/余白
- 固定CTA(画面下)を検討
- 重要箇所のタップミスを減らす
- 表示速度/読み込み体験を改善
- 重い画像、不要スクリプト、遅いフォーム埋め込み
- 重い画像、不要スクリプト、遅いフォーム埋め込み
- エラーの出やすさを減らす
- 入力例、リアルタイムバリデーション、必須の明確化
📌 注意
フォーム→ENDは、サンクス計測漏れ・外部遷移(予約/決済)でも起きます。
先に「送信完了がキーイベントとして入っているか」「DebugViewで飛んでいるか」を点検してください。
④ 信頼不足(不安が消えていない)
よくあるサイン
- エンゲージメントは高いのに、成果が弱い(読んでるのに動かない)
- 料金/比較/事例ページでENDが多い
起きていること(ざっくり)
内容は理解したが、最後に残る不安(価格・失敗・相性・手間)が消えず、決めきれません。
改善の型(やる順)
- 不安を“文章で先回り”して潰す
- 「営業はしません」「まずは状況だけ聞きます」など一文で効く
- 根拠を増やす(1つでいい)
- 実績/事例/レビュー/数字/比較表
- よくある質問(FAQ)を置く
- 料金、納期、準備物、対象範囲、断りたい時、など
- 保証/リスク低減策を明記
- 返金/キャンセル/初回ヒアリング無料など(可能な範囲で)
最短でやるなら「1ページ×1テンプレ」だけ当てる
やりがちなのが、1ページに全部盛りして迷子になることです。
最短で改善を回すなら、次の順でOKです。
- 「セッションが多い×成果が弱い」ページを1つ選ぶ
- H2-4で 弱い組み合わせ(流入元×デバイス) を特定
- 4テンプレのうち 1つだけ当てる(まずは1変更)
- 翌日以降、同じ条件で比較して変化を見る
次のH2-6では、今日5分でやる具体手順と「次に読むべき記事」導線をまとめます。
今日やること(5分)と次のステップ

ここまでで、
- 止まっている場所(終了点=END)を見つける(H2-2)
- 直すべき離脱ページを選ぶ(H2-3)
- 原因を「流入元×ページ×デバイス」で切り分ける(H2-4)
- 原因に合うテンプレを当てる(H2-5)
までの“型”が揃いました。
最後に、今日このあと 最短5分でやること と、次に読むべき記事の導線をまとめます。
✅ 今日やること(最短5分)
やることは3つだけです。
1)探索(経路探索)で「ENDが多いページ」上位3つを拾う
- 探索 → 経路探索
- 表示軸:ページパスとスクリーンクラス(URL粒度で見たい)
もしくは ページタイトルとスクリーンクラス(記事名で見たい) - 右端に出る END(終了点) を見て、終点化しているページを上位から拾う
ここで 止まり場所候補 を3つに絞ります。
📌 ポイント
この時点で「ENDが多い=悪」とは断定しません。
導線上で止まっている可能性が高いページ候補を拾うだけでOKです。
2)その3ページを「デバイス別」で比較して差を見る(mobileだけ弱いは最優先)
- 探索 → 自由形式
- 行:ページパス(またはページタイトル)
- 列:デバイスカテゴリ(desktop / mobile)
- 値:セッション / エンゲージメント率 / セッションのキーイベント率(無ければキーイベント数)
ここで mobileだけ弱い が見えたら、まずは摩擦(③)を当てるのが最短です。
3)差が大きい組み合わせに、改善テンプレを「1つだけ」当てる(まずは1変更)
- 訴求ズレ → FV(冒頭)と見出しを、流入元の約束に揃える
- 導線不足 → 次の一手を1つに絞る(CTAを散らかさない)
- 摩擦 → フォーム項目削減 / ボタン押しやすさ / 速度
- 信頼不足 → FAQ or 根拠 or 不安つぶしを 1つだけ足す
📌 ポイント
1ページに全部盛りせず、1ページ×1テンプレ×1変更で回します。
早く回すほど、改善は当たります。
次のステップ:改善が効いたかを確認する(24時間〜 / 7日単位)
変更したら、同じ条件で見直します。
- 参照元/メディア × デバイス(必要ならページも固定)で比較
- セッションのキーイベント率(無ければキーイベント数)を確認
- 変化が出たら横展開、出なければ次のテンプレに切り替える
✅ コツ
「翌日」だけだとブレることがあるので、最低でも24時間以上、できれば7日単位で比較すると判断が安定します。
次に読むべき記事(内部リンク)
- 流入元別に期待値を揃える(訴求ズレ対策)
【GA4実践】流入元別の改善施策|参照元ごとのKPI設定と次の打ち手 - 入口(LP)側の改善(最初の詰まりを潰す)
【GA4実践】ランディングページの改善施策|流入元別のLP最適化と次の打ち手 - 計測が怪しいときの最短確認(フォーム→ENDの切り分けにも必須)
GA4のDebugView使い方完全ガイド【確認ポイント10選+見間違い3つ】初心者向け - キーイベント(成果)の前提を固める
GA4のイベントとキーイベントの違い完全ガイド【初心者向け】
次回予告(Day24)
次回は、離脱の“最終原因”になりやすい CTA/フォーム改善を、テンプレとしてまとめます。
(「フォーム→END」を減らすための摩擦削減・信頼補強・計測の切り分けまで扱います)
