Javaクラスの書き方はカンタン！

Javaを勉強しはじめて、「クラスって何？どう書くの？」と戸惑っていませんか？教科書やネットを見ても、難しい言葉ばかりでチンプンカンプン…という方も多いでしょう。
私も最初は「クラスって何かの集まり？」くらいに思っていました。でも、クラスと仲良くなると、Javaがとってもわかりやすくなるんです！
この記事では、クラスの基本構文から、フィールド・メソッド・継承・コンストラクタの仕組みまで、小学5年生でもわかる言葉でやさしく解説します。
「クラスを理解しただけでコードが楽しくなった！」「Javaが苦手だったけど、今は得意になった！」という声も多数。
「犬」というクラスを作って、名前をつけたり、吠えさせたり。そんな身近な例で学んでいきます。
今すぐ、Javaクラスの世界をのぞいてみましょう！読み終えるころには、あなたもJavaクラスマスターです！

Javaのクラスの基本構文や書き方がわからない
1. クラスって何？基本の書き方
オブジェクト指向の基本（クラスとインスタンスの関係）がイメージできない
1. クラスは「型」、インスタンスは「実物」
フィールド（変数）やメソッド（関数）の使い方がわからない
1. 中身を持たせるのがフィールドとメソッド
クラス同士の関係（継承・カプセル化など）の使い分けができない
1. クラスの世界も「親子関係」がある！
コンストラクタの仕組みや役割がわからない
1. クラスを作ったら「最初に呼ばれる」特別なメソッド
クラスを理解すれば、Javaがもっと楽しくなる！

Javaのクラスの基本構文や書き方がわからない

クラスって何？基本の書き方

クラスとは「オリジナルの型（設計図）」のことです。Javaではこの設計図を使って、実際に使える「モノ（インスタンス）」を作ります。
たとえば、「犬」というクラスを作ると、「ポチ」や「タロー」といった具体的な犬（インスタンス）を生み出せます。
具体例を見てみましょう！

public class Dog {
    String name;

    void bark() {
        System.out.println(name + "がワンと吠えた");
    }
}

このクラスは、名前を持ち、吠えることができる犬の設計図です。

クラス＝オリジナルの型。Javaの中心にある考え方です。

オブジェクト指向の基本（クラスとインスタンスの関係）がイメージできない

クラスは「型」、インスタンスは「実物」

クラスから作った具体的なモノがインスタンスです。
クラスはただの設計図なので、それだけでは使えません。newを使ってインスタンスを作ることで、はじめてプログラムの中で動かせるようになります。
具体例を見てみましょう！

Dog myDog = new Dog();
myDog.name = "ポチ";
myDog.bark();

結果：「ポチがワンと吠えた」

インスタンスは「クラスの実体」。newで作って使いましょう！

フィールド（変数）やメソッド（関数）の使い方がわからない

中身を持たせるのがフィールドとメソッド

フィールドは「データ」、メソッドは「動きや操作」です。
クラスの中に「情報（フィールド）」と「動き（メソッド）」を書くことで、より現実に近いモノを表現できます。
具体例を見てみましょう！

public class Car {
    int speed;

    void drive() {
        speed += 10;
        System.out.println("スピードは" + speed + "km/hです");
    }
}

使う側：

Car myCar = new Car();
myCar.drive(); // スピードは10km/hです

フィールド＝情報、メソッド＝動き。両方そろって「動くモノ」になります。

クラス同士の関係（継承・カプセル化など）の使い分けができない

クラスの世界も「親子関係」がある！

「継承」でコードを再利用し、「カプセル化」で安全に保ちましょう。
継承を使えば、共通の部分を親クラスにまとめ、子クラスで拡張できます。カプセル化では、大事なデータを外から勝手に変えられないようにできます。
具体例を見てみましょう！

class Animal {
    void eat() {
        System.out.println("ごはんを食べる");
    }
}

class Dog extends Animal {
    void bark() {
        System.out.println("ワン！");
    }
}

DogはAnimalを継承しているので、eat()も使えます。

カプセル化の例：

class BankAccount {
    private int balance;

    public void deposit(int amount) {
        if (amount > 0) balance += amount;
    }

    public int getBalance() {
        return balance;
    }
}

クラス同士の関係を使いこなせば、もっとスマートにコードが書けます！

コンストラクタの仕組みや役割がわからない

クラスを作ったら「最初に呼ばれる」特別なメソッド

コンストラクタは、インスタンスを作った瞬間に「初期設定」をしてくれるものです。
毎回同じ設定を書くのは面倒ですよね。コンストラクタを使えば、「最初の値」や「準備」を自動化できます。
具体例を見てみましょう！

public class Cat {
    String name;

    // コンストラクタ
    public Cat(String name) {
        this.name = name;
    }

    void meow() {
        System.out.println(name + "がニャーと鳴いた");
    }
}

Cat tama = new Cat("タマ");
tama.meow(); // タマがニャーと鳴いた

インスタンスを作るときに、自動で「準備」をしてくれる便利屋さんがコンストラクタです。