「文字をつなげたい」「切り出したい」「比べたい」「でも方法がわからない！」そんな悩みを持ったJava初心者は多いです。
筆者も最初は、文字列をうまく扱えず、毎回ネットで検索していました。「==とequalsの違い」が最大のつまずきポイントでした。
この記事では、よく使う8つの文字列操作を、やさしい言葉と具体例で解説します。
「文字列の基本がようやく身についた」「エラーが減った」との声を多くいただいています。
たとえば、名前を「山田」と「太郎」でつなげたいとき、どう書けばいいか？この記事を読めば、すぐに答えが出ます！
ぜひ最後まで読んで、Javaの文字列マスターを目指しましょう！
文字列の結合と分割
文字列は「+」や「split」でかんたんにくっつけたり、切り分けたりできます。
Javaでは、+演算子やsplit()メソッドを使うと、文字列を操作できます。特別なライブラリは必要ありません。
それでは具体例を見てみましょう！
String name = "山田" + "太郎";
System.out.println(name); // 山田太郎
String data = "りんご,みかん,ぶどう";
String[] fruits = data.split(",");
System.out.println(fruits[0]); // りんご文字列の操作はむずかしくありません。+とsplit()だけでも十分便利です！
部分文字列を取り出す
substring()を使えば、好きなところだけ切り出せます。
Javaでは「何文字目から何文字目まで」と数字で指定して文字列を切ることができます。
具体例を見てみましょう！
String word = "プログラミング";
String part = word.substring(0, 4);
System.out.println(part); // プログsubstring()を覚えれば、必要な部分だけを取り出せて、文字列の処理がもっと自由になります！
文字列の比較方法（==とequalsの違い）
文字列を比べるときは==ではなく、equals()を使おう！==は「同じ箱を使っているか」を調べるだけ。equals()は「中身が同じか」を調べます。
具体例を見てみましょう！
String a = new String("こんにちは");
String b = new String("こんにちは");
System.out.println(a == b); // false
System.out.println(a.equals(b)); // true「==でtrueにならない！」と困ったら、必ずequals()を使いましょう。
文字列の置換（replace）
replace()やreplaceAll()を使えば、文字の入れ替えができます！
文字列の中身を別の文字に変えたいとき、これらのメソッドが便利です。
具体例を見てみましょう！
String text = "Javaはむずかしい";
String newText = text.replace("むずかしい", "楽しい");
System.out.println(newText); // Javaは楽しい文章の中の単語を置き換えたいときは、replace()を使いましょう。
文字列の長さを取得する
length()を使えば、文字数がすぐにわかります。
配列と違って、文字列の長さはlength()というメソッドを使って数えます。
具体例を見てみましょう！
String message = "こんにちは";
System.out.println(message.length()); // 5「何文字あるかな？」と思ったら、length()でチェックしよう！
空文字かどうか調べる
isEmpty()とisBlank()で空文字をチェックできます。
入力がないときや、スペースだけのときなどに使います。
具体例を見てみましょう！
String a = "";
String b = " ";
System.out.println(a.isEmpty()); // true
System.out.println(b.isBlank()); // true「空かどうか」を調べたいときはisEmpty()とisBlank()で確実に！
文字列のフォーマット
String.format()を使えば、変数を文章に差し込めます！
出力の形を整えたいときや、テンプレートを使いたいときに便利です。
具体例を見てみましょう！
String name = "たろう";
int age = 10;
String msg = String.format("%sさんは%d歳です", name, age);
System.out.println(msg); // たろうさんは10歳ですテンプレ風に出力したいときは、String.format()を覚えておくと便利です！
大文字・小文字の変換
toUpperCase()とtoLowerCase()で、文字の大文字・小文字を変えられます。
ユーザーの入力を統一したり、比較しやすくするために使います。
具体例を見てみましょう！
String word = "Java";
System.out.println(word.toUpperCase()); // JAVA
System.out.println(word.toLowerCase()); // java「大文字・小文字が違って一致しない！」そんなときは変換で対応しよう。
まとめ：文字列操作はJavaの基本！
Javaでの文字列操作は、プログラミングの中でも特に大事なスキルです。 今回紹介した内容を覚えれば、以下のようなことができるようになります：
- 文字をつなげる、切る、入れ替える
- 空かどうか、長さを調べる
- 比較して条件分岐に使う
- 表示を整える
たくさん覚えることがあるように見えますが、1つずつ使っていけば自然と身につきます。
さあ、今すぐ文字列をさわって、今日から「文字列マスター」への第一歩を踏み出しましょう！
