【GA4入門】自動収集イベント「first_visit」を理解する|初回訪問ユーザーの見方と練習問題
なぜ最初に「first_visit」から学ぶのか
GA4のデータはすべて「イベント」で記録されます。
その中でも first_visit は「このユーザーが、このサイトに“初めて来た瞬間”」を表す、とても重要なイベントです。
「初めて来た瞬間」を教えてくれるイベント
- first_visit が発火するタイミング
- ユーザーが そのブラウザからそのサイトに初めてアクセスしたとき に一度だけ記録されます。
- 「初めてかどうか」の判断材料
- ブラウザに保存されている Cookie(クッキー) を見て、
- そのサイト用のCookieが「ない」 → 初回訪問(first_visit を発火)
- Cookieが「ある」 → 2回目以降の訪問(first_visit は発火しない)
- ブラウザに保存されている Cookie(クッキー) を見て、
つまり first_visit は、
「このブラウザでこのサイトに来た“最初の足あと”」 だと考えるとイメージしやすいです。
ただし「1人1回」とは限らない理由
ここで注意したいのが、
現実の「人」と、GA4が認識している「ユーザー」は必ずしも1対1ではない、という点です。
例えばこんなケースでは、同じ人でも複数回 first_visit が起こりえます。
- ユーザーが自分で Cookieを削除した 場合
- Safari の ITP などの仕組みで、一定期間後にCookieが自動削除された場合
- PC と スマホ など、別のデバイス・別のブラウザ からアクセスした場合
これらのケースでは、
ブラウザ視点では「初めて来た人」に見えてしまうため、
GA4上は “別ユーザーとして new user + first_visit” が記録されます。
だからこそ、first_visit を見るときは
「あくまでブラウザ単位の“初来訪”」という前提を頭に置いておくことが大切です。
first_visit で使える主なパラメータ
first_visit イベントには、初回訪問の状況を見るためのパラメータも一緒についてきます。
代表的なものは次の通りです。
- page_location
初回訪問時に表示されていたページのURL
→ どのURLに初めて来たのか(TOPか?記事ページか?)が分かる - page_title
初回訪問時のページタイトル
→ 「どんなタイトルのページが“入口”になっているか」を確認できる - ga_session_number
そのユーザーにとって 何回目のセッションか を表す番号
→ first_visit のときは通常「1」。
2回目以降の訪問では 2, 3… と増えていきます。
このあたりを理解しておくと、
- 「初回訪問がホームページだったユーザーのセグメント」
- 「ブログ記事から初めて整体院サイトに来てくれたユーザーのセグメント」
のように、“入口の違い” でユーザーを分けて分析する ことができるようになります。
だから first_visit から学ぶとおいしい
GA4でよく見る指標に「ユーザー数」「新規ユーザー」がありますが、
その裏側では必ず first_visit が関わっています。
- 「このユーザーはいつ・どこからサイトに来たのか」
- 「どのページが“初めての入口”になっているのか」
- 「初回訪問ユーザーとリピーターでは、行動やコンバージョンに差があるのか」
こういった問いを考えるときの “起点” になるイベント が first_visit です。
そのため、
- GA4の全体像を学び始める
- ユーザー数や新規ユーザーの意味をちゃんと理解したい
というタイミングでは、
まず first_visit の仕組みとパラメータ を押さえておくと、その後の学習がかなりスムーズになります。
GA4の自動収集イベントとは?(first_visitの“仲間たち”)

GA4では、サイトにタグを入れただけの状態でも、
いくつかのイベントは 自動的に 記録されます。
とくに大事なのが、
first_visitsession_startpage_viewuser_engagement
といった「自動収集イベント」です。
ここでは、拡張計測機能(スクロール・クリックなど)をすべてOFFにしても必ず記録される“基本ログ” としての自動収集イベントを整理します。
自動収集イベント=「最低限、必ず取れているログ」
GA4の管理画面には「拡張計測機能」というチェックボックスがありますが、
これをすべてOFFにしても、以下のイベントは GA4 が自動で送信してくれます。
first_visitsession_startpage_viewuser_engagement
つまり、
「タグさえ正しく入っていれば、
何もカスタマイズしなくても ユーザー数・セッション数・ページビュー・滞在の様子 までは最低限取れている」
というイメージです。
この“素のログ”を理解しておくと、
- ユーザー数・新規ユーザー
- セッション数
- ページビュー
- エンゲージメント時間
といった、レポートでよく見る指標の意味がぐっと分かりやすくなります。
first_visit:初めてそのサイトに来た「最初の足あと」
これは前の章で整理した通りですが、おさらいしておきます。
- あるブラウザ(端末)から、そのサイトに 初めてアクセスしたとき に記録される
- ブラウザの Cookie が「ない」状態で訪問したときに発火する
- Cookie削除やITP(Safariなど)でCookieが消えた場合も、「初回」として再カウントされることがある
→ 「このブラウザにとっての“初回訪問”」を表すイベントでした。
これに対して、次のイベントたちは「訪問の単位」「ページの単位」「滞在の様子」を表します。
session_start:新しい“訪問(セッション)”の開始
session_start は、ユーザーが 新しくセッションを開始したとき に記録されるイベントです。
- ユーザーがサイトにアクセスすると、そのタイミングで 新しいセッション が始まり、
- その開始時に
session_startが1回記録される
- その開始時に
- 30分以上操作がなかったあとに再び訪問した場合なども、
新しいセッションとしてsession_startが記録される
このイベントがあるおかげで、GA4は
- セッション数
- 1ユーザーあたりのセッション数
といった指標を計算できます。
first_visit が「このブラウザで初めて来た瞬間」
session_start が「今回の訪問のスタート」
というイメージでセットにしておくと覚えやすいです。
page_view:ページが表示されたという“ページ単位の足あと”
page_view は、ページが表示されたタイミング で記録されるイベントです。
- 初回訪問のときだけでなく、
2ページ目、3ページ目… とページ遷移するたびに記録される - シングルページアプリ(SPA)の場合も、
適切にタグを設定すれば、画面遷移のタイミングでpage_viewが送られる
多くの人がイメージする「アクセス数」は、たいていこの page_view の集計です。
- first_visit:そのブラウザにとって初めての来訪
- session_start:その訪問(セッション)のスタート
- page_view:その中でどのページを何回見たか
この3つが揃うことで、「訪問」と「ページビュー」の関係が見えるようになります。
user_engagement:どれくらい“ちゃんと見てくれたか”のヒント
user_engagement は、ユーザーがページ(または画面)を 一定時間以上しっかり見ていた ことを表すイベントです。
- 画面がアクティブな状態で数秒以上滞在すると記録される
- タブを開いたまま放置しているだけなど、
「実際には見ていない」状態はなるべくカウントしないような仕組みになっている
GA4では、
- エンゲージメント時間
- エンゲージメント率(エンゲージメントセッション)
といった「どれくらいちゃんと見られていたか」の指標がありますが、
その裏側には user_engagement のイベントがいます。
page_view が「開いたかどうか」の足あと
user_engagement が「きちんと見てくれたかどうか」の手がかり
と考えると、役割の違いが分かりやすいです。
自動収集イベントを“セットで”理解しておく意味
ここまでをまとめると、自動収集イベントはざっくりこういう役割分担になっています。
- first_visit:このブラウザで初めて来たかどうか
- session_start:今回の訪問のスタート
- page_view:どのページを何回見たか
- user_engagement:どれくらいちゃんと見てくれたか
この4つをセットで押さえておくと、
- ユーザー数・新規ユーザー
- セッション数
- ページビュー数
- エンゲージメント時間/エンゲージメント率
といった、レポートでよく見る指標の“裏側の仕組み”がイメージしやすくなります。
そして次のステップとしては、
「first_visit × page_location / page_title」
「first_visit × チャネル(流入元)」
のように、初回訪問の“入口”でユーザーを分けてみる ことで、
- どのページが「初めての入口」になっているのか
- どのチャネルから来た初回ユーザーが、その後コンバージョンしやすいのか
といった分析に繋げていけます。
このあたりを、次の章では さくら整体院を例にしながらセグメントのイメージ として整理していく、という流れがきれいです。
さくら整体院を例にした first_visit セグメントのイメージ
3-1:初回訪問ページで分けてみる(TOPか?ブログか?)

さくら整体院サイトを例に、
first_visit を使って「初めて来たときにどのページを見ているか」でユーザーを分けてみます。
イメージしやすいように、ここでは次の2つのグループを考えます。
- A:初回訪問が TOP ページ(/)だったユーザー
- B:初回訪問が ブログ記事(/blog/〜)だったユーザー
GA4では、first_visit イベントに付いている
page_location(URL)page_title(ページタイトル)
といったパラメータを使うことで、
「初めて来たときに、どのページが入口になっていたか?」
という視点でセグメントを切り分けることができます。
例えば、探索レポートで
- 条件:イベント名 =
first_visit - ディメンション:
page_locationまたはpage_title
を使って集計すると、
- 「初回訪問がTOPのユーザー」が何人いるか
- 「初回訪問がブログからのユーザー」がどれくらいいるか
といった割合が見えてきます。
ここから、
- TOPから入ってきた人は、院名で検索している“指名検索”が多そう
- ブログから入ってきた人は、「腰痛 整体 福岡」のような“悩みベースの検索”から来ているかもしれない
といった仮説を立てることができます。
3-2:初回の流入チャネルで分けてみる(検索か?SNSか?)

次に、「どこから初めてこのサイトを知ったか」という視点で first_visit を使ってみます。
ここでは、次の2つのセグメントを考えます。
- C:Google検索(Organic Search)をきっかけに初めて来たユーザー
- D:InstagramなどのSNS(Organic Social)をきっかけに初めて来たユーザー
GA4では、
- デフォルトチャネルグループ(
session_default_channel_group) - 参照元/メディア(
source/medium)
などのディメンションと、first_visit を組み合わせることで、
「初回訪問が検索経由の人」と「初回訪問がSNS経由の人」
を分けて、その後の行動を比較することができます。
例えば、探索レポートで
- セグメントA:
- 条件:イベント =
first_visit - かつ チャネル = Organic Search
- 条件:イベント =
- セグメントB:
- 条件:イベント =
first_visit - かつ チャネル = Organic Social
- 条件:イベント =
という2つのユーザーセグメントを作り、
- それぞれの
- セッション数
- お問い合わせコンバージョン数
- CVR(コンバージョン率)
- リピーターとして再訪しているかどうか
を比較すると、
- 「検索から初めて来た人」は、情報をじっくり読むが、初回CVは少なめ
- 「SNSから初めて来た人」は、院・スタッフに親近感があるため、予約につながりやすい
といった違いが見えてくるかもしれません。
3-3:first_visit セグメントから見えてくる仮説と施策
ここまでの「初回ページ」と「初回チャネル」の切り口を組み合わせると、
- 「どのページを“入口”にした初回ユーザーが多いか」
- 「どのチャネルから来た初回ユーザーが、その後お問い合わせしやすいか」
という2つの問いに答えやすくなります。
さくら整体院サイトで考えると、例えばこんな仮説・施策につなげられます。
- 仮説1:
「初回訪問がブログのユーザーは、“悩みベース”で来ているので、
ブログ記事内から『施術メニュー』『アクセス』への導線を強化すると、CVが増えそうだ」 - 仮説2:
「SNSから初めて来たユーザーのCVRが高いなら、
プロフィールや投稿から『予約導線』を分かりやすくする価値が高い」 - 仮説3:
「指名検索でTOPから来る初回ユーザーが多いなら、
TOPページの“初めての方へ”や“安心感のある写真”の改善が、全体のCVに効きやすい」
このように、first_visit を使って「初回の入口」ごとにユーザーを分けて眺めることで、
「誰が」「どこから」「どのページを入口にして」サイトに来ているのか
が具体的にイメージできるようになります。
この視点があると、
次の章で出てくる ChatGPTノック(練習問題) でも、
- ただ用語を覚えるのではなく、
- 「実際にさくら整体院ならどうセグメントを切って、何を比べるか?」
を考えながら取り組めるようになります。
ChatGPT先生と学ぶ first_visit ノック(練習問題3問)
ここまでで、
- first_visit がどんなイベントか
- 自動収集イベントの仲間たちとの関係
- さくら整体院を例にした「初回訪問ページ」「初回チャネル」の見方
を整理してきました。
ここからは、実際に自分の頭で考える時間です。
以下の3問は、私が実際に ChatGPT に出題させて作った「first_visit 用の練習問題」です。
一度ノートやメモ帳に自分の答えを書き出してから、解答例を読むようにしてみてください。
Q1. first_visit の定義とタイミングを説明してみよう
Q1. first_visit の定義とタイミング
あなたは「さくら整体院サイトのGA4設定」を引き継いだWeb担当者です。
前任者から「first_visit はちゃんと理解しておいて」と言われましたが、正直まだふわっとしています。次の3つの観点で、自分の言葉で first_visit を説明してください。
- first_visit は どんな時に 発火するイベントか
- どのユーザーに対して、何回まで 記録されるか
- 「ユーザー数」「新規ユーザー」という指標と、first_visit の関係はどうなっているか
※箇条書きでOKです。
▼ 解答例

- どんな時に発火するか
- あるブラウザ(端末)から、そのサイトに 初めてアクセスしたとき に発火するイベント。
- GA4が「このブラウザには、まだこのサイト用のCookieがない」と判断したときに first_visit が送信されるイメージ。
- 何回まで記録されるか
- ブラウザ単位では、原則1回だけ。
- ただし、ユーザーが自分でCookieを削除したり、SafariのITPなどでCookieが消えた場合、
- GA4から見ると「別ユーザー」に見えるため、
- 同じ人でも、別のタイミングで再び first_visit が計測されることがある。
- PCとスマホなど、デバイス・ブラウザが変われば別ユーザー扱いになり、それぞれで first_visit が発生する場合もある。
- ユーザー数・新規ユーザーとの関係
- GA4の「ユーザー数」は、ユーザーID(またはデバイスID)をもとにしたユニークユーザー数。
- 「新規ユーザー」は、ある期間内に 初めて訪問したユーザー で、裏側では first_visit が強く関係している。
- ざっくり言うと、
- その期間中に first_visit を持つユーザー → 新規ユーザー
- first_visit を持たないがセッションがあるユーザー → リピーター
と考えるとイメージしやすい。
ポイントは、「人」ではなく「ブラウザ・デバイス単位」 でカウントされている、という前提を頭に置いておくことです。
Q2. first_visit を手がかりに、何を分析する?
Q2. 「first_visitが教えてくれること」は何か?
さくら整体院サイトの GA4 を見ていると、
「新規ユーザーは増えているのに、お問い合わせは増えていない」という状況でした。このとき、first_visit を手がかりに
「どんなことを確認/分析したいか」を3つ挙げてください。
それぞれについて、
- どんなレポートまたは探索を使うか
- どんな切り口(ディメンション/指標)で見るか
もセットで書いてください。
▼ 解答例

考え方の一例として、次のような観点が挙げられます。
- 初回訪問チャネル別に、新規ユーザーとCVの関係を見る
- レポート / 探索
- 集客 > トラフィック獲得レポート
- または探索レポート(自由形式)
- 切り口
- ディメンション:デフォルトチャネルグループ(Organic Search / Direct / Organic Social…)
- 指標:新規ユーザー数、コンバージョン数、コンバージョン率
- 見たいこと
- どのチャネルからの 初回ユーザー が多いのか
- その中で、CVRが極端に低いチャネルがないか
- レポート / 探索
- 初回訪問ページ(ランディングページ)別に、入口の質を見る
- レポート / 探索
- 探索レポートで、イベント = first_visit を条件にした自由形式
- 切り口
- ディメンション:page_title or page_location
- 指標:ユーザー数、コンバージョン数、CVR
- 見たいこと
- TOPから来た新規ユーザーと、ブログから来た新規ユーザーで、CVRに違いがないか
- 「新規ユーザーは多いのにCVしていない入口ページ」がないか
- レポート / 探索
- 初回訪問からCVまでの訪問回数や期間をざっくり把握する
- レポート / 探索
- 探索レポート(ファネル or コホートを利用)
- 切り口
- 条件:初回訪問(first_visit)から一定期間以内にCVしたユーザー
- 指標:平均セッション数、平均経過日数
- 見たいこと
- 「新規ユーザーが初回でCVしていないのは普通で、2〜3回目でCVする傾向が強いのか?」
- それとも、本当に新規ユーザーが“離脱しっぱなし”なのか?
- レポート / 探索
大事なのは、“first_visitユーザー”を入口ごと・チャネルごとに分けたうえで、どこにボトルネックがあるかを探す という視点です。
Q3. first_visit を使ったセグメントを設計してみよう
Q3. first_visit を使って、どんなセグメントを作る?
あなたは、さくら整体院サイトの「初めて来たユーザーの動き」を詳しく知りたいと考えています。
GA4の探索レポートで、first_visit を使って次の2つのセグメントを作るとします。
- A:Google検索から初めて来たユーザー
- B:SNSから初めて来たユーザー
それぞれのセグメントを作るときに、
- どんな条件でユーザー(またはセッション)を絞り込むか
- そのあと、どんな指標やレポートで A/B を比較したいか
を具体的に書いてください。
▼ 解答例

- セグメントA:Google検索から初めて来たユーザー
- 絞り込み条件(ユーザーセグメントのイメージ)
- イベント:
first_visitを持っているユーザー - かつ、その
first_visitが含まれるセッションのチャネルが Organic Search(または source/medium がgoogle / organic)であること
- イベント:
- 比較したい指標
- 初回訪問後◯日以内のセッション数
- お問い合わせコンバージョン数
- CVR
- 平均エンゲージメント時間、平均ページビュー数 など
- 絞り込み条件(ユーザーセグメントのイメージ)
- セグメントB:SNSから初めて来たユーザー
- 絞り込み条件
- イベント:
first_visitを持っているユーザー - かつ、そのセッションのチャネルが Organic Social / Paid Social などのSNS系チャネル
- イベント:
- 比較したい指標
- 上記Aと同じ指標(セッション数、CV数、CVR、エンゲージメント指標など)
- 絞り込み条件
- A/B比較で見たいこと
- 検索から初めて来たユーザーと、SNSから初めて来たユーザーで、
- 初回の行動(滞在時間・ページ数)はどちらが多いか
- リピーターとして再訪してくれているのはどちらが多いか
- 最終的なお問い合わせCVRはどちらが高いか
- それに応じて、例えば:
- 検索流入向けには、悩み別ブログを増やすべきか
- SNS流入向けには、信頼感・雰囲気が伝わるコンテンツや予約導線を強化すべきか
- 検索から初めて来たユーザーと、SNSから初めて来たユーザーで、
こうしたセグメント設計を「first_visit × チャネル」で考えられるようになると、
“誰に対して、どの入口を強化すべきか” が見えやすくなります。
まとめ:first_visitを起点に「ユーザーの最初の一歩」が見えるようになった
今回の記事では、GA4の自動収集イベントの中でも「first_visit」にフォーカスして、
- どんなタイミングで発火するイベントなのか
- どの指標(ユーザー数・新規ユーザー)と結びついているのか
- さくら整体院サイトを例に、初回訪問ページ・初回来訪チャネルでどうセグメントできるのか
を整理してきました。
実際にGA4の画面を開きながら確認したことで、
- 「レポートのどこを見ればいいのか」
- 「探索レポートでどう条件を設定すればいいのか」
といった、現場での“手の動かし方”がかなり具体的にイメージできるようになったはずです。
また、first_visitについても、
- ブラウザ単位で「そのサイトに初めて来た瞬間」を表すイベントであること
page_location/page_titleと組み合わせることで、
「初回訪問がTOPのユーザー」「初回訪問がブログのユーザー」といった入口ごとのセグメントが作れること- チャネル情報と組み合わせれば、
「検索から初めて来た人」と「SNSから初めて来た人」の、その後の行動やCVRを比べられること
など、first_visitで分かることが体系的に整理できたと思います。
今後は、
- RFM分析やコホート分析のような「ユーザーの継続的な行動」を見るときにも、
- 「最初にどこから来たユーザーなのか?」という視点をセットで持つことで、
一人ひとりのユーザー像が、より立体的に見えるようになっていきます。
次回以降は、今回のfirst_visitの考え方をベースにしつつ、
- 他の自動収集イベント(session_start / page_view など)
- あるいは RFM・コホートのような分析手法
にも広げながら、「数字の読み方」と「施策へのつなげ方」を掘り下げていきます。