GA4・アクセス解析 / 2026.01.06

【GA4入門】自動収集イベント「first_visit」を理解する|初回訪問ユーザーの見方と練習問題


first_visitヒーロー画像

なぜ最初に「first_visit」から学ぶのか

GA4のデータはすべて「イベント」で記録されます。
その中でも first_visit は「このユーザーが、このサイトに“初めて来た瞬間”」を表す、とても重要なイベントです。

「初めて来た瞬間」を教えてくれるイベント

  • first_visit が発火するタイミング
    • ユーザーが そのブラウザからそのサイトに初めてアクセスしたとき に一度だけ記録されます。
  • 「初めてかどうか」の判断材料
    • ブラウザに保存されている Cookie(クッキー) を見て、
      • そのサイト用のCookieが「ない」 → 初回訪問(first_visit を発火)
      • Cookieが「ある」 → 2回目以降の訪問(first_visit は発火しない)

つまり first_visit は、
「このブラウザでこのサイトに来た“最初の足あと”」 だと考えるとイメージしやすいです。

ただし「1人1回」とは限らない理由

ここで注意したいのが、
現実の「人」と、GA4が認識している「ユーザー」は必ずしも1対1ではない、という点です。

例えばこんなケースでは、同じ人でも複数回 first_visit が起こりえます。

  • ユーザーが自分で Cookieを削除した 場合
  • Safari の ITP などの仕組みで、一定期間後にCookieが自動削除された場合
  • PC と スマホ など、別のデバイス・別のブラウザ からアクセスした場合

これらのケースでは、
ブラウザ視点では「初めて来た人」に見えてしまうため、
GA4上は “別ユーザーとして new user + first_visit” が記録されます。

だからこそ、first_visit を見るときは
「あくまでブラウザ単位の“初来訪”」という前提を頭に置いておくことが大切です。

first_visit で使える主なパラメータ

first_visit イベントには、初回訪問の状況を見るためのパラメータも一緒についてきます。

代表的なものは次の通りです。

  • page_location
    初回訪問時に表示されていたページのURL
    → どのURLに初めて来たのか(TOPか?記事ページか?)が分かる
  • page_title
    初回訪問時のページタイトル
    → 「どんなタイトルのページが“入口”になっているか」を確認できる
  • ga_session_number
    そのユーザーにとって 何回目のセッションか を表す番号
    → first_visit のときは通常「1」。
    2回目以降の訪問では 2, 3… と増えていきます。

このあたりを理解しておくと、

  • 「初回訪問がホームページだったユーザーのセグメント」
  • 「ブログ記事から初めて整体院サイトに来てくれたユーザーのセグメント」

のように、“入口の違い” でユーザーを分けて分析する ことができるようになります。

だから first_visit から学ぶとおいしい

GA4でよく見る指標に「ユーザー数」「新規ユーザー」がありますが、
その裏側では必ず first_visit が関わっています。

  • 「このユーザーはいつ・どこからサイトに来たのか」
  • 「どのページが“初めての入口”になっているのか」
  • 「初回訪問ユーザーとリピーターでは、行動やコンバージョンに差があるのか」

こういった問いを考えるときの “起点” になるイベント が first_visit です。

そのため、

  • GA4の全体像を学び始める
  • ユーザー数や新規ユーザーの意味をちゃんと理解したい

というタイミングでは、
まず first_visit の仕組みとパラメータ を押さえておくと、その後の学習がかなりスムーズになります。

GA4の自動収集イベントとは?(first_visitの“仲間たち”)

GA4におけるfirst_visit・session_start・page_viewの発火タイミングと役割の関係図

GA4では、サイトにタグを入れただけの状態でも、
いくつかのイベントは 自動的に 記録されます。

とくに大事なのが、

  • first_visit
  • session_start
  • page_view
  • user_engagement

といった「自動収集イベント」です。

ここでは、拡張計測機能(スクロール・クリックなど)をすべてOFFにしても必ず記録される“基本ログ” としての自動収集イベントを整理します。

自動収集イベント=「最低限、必ず取れているログ」

GA4の管理画面には「拡張計測機能」というチェックボックスがありますが、
これをすべてOFFにしても、以下のイベントは GA4 が自動で送信してくれます。

  • first_visit
  • session_start
  • page_view
  • user_engagement

つまり、

「タグさえ正しく入っていれば、
何もカスタマイズしなくても ユーザー数・セッション数・ページビュー・滞在の様子 までは最低限取れている」

というイメージです。

この“素のログ”を理解しておくと、

  • ユーザー数・新規ユーザー
  • セッション数
  • ページビュー
  • エンゲージメント時間

といった、レポートでよく見る指標の意味がぐっと分かりやすくなります。

first_visit:初めてそのサイトに来た「最初の足あと」

これは前の章で整理した通りですが、おさらいしておきます。

  • あるブラウザ(端末)から、そのサイトに 初めてアクセスしたとき に記録される
  • ブラウザの Cookie が「ない」状態で訪問したときに発火する
  • Cookie削除やITP(Safariなど)でCookieが消えた場合も、「初回」として再カウントされることがある

→ 「このブラウザにとっての“初回訪問”」を表すイベントでした。

これに対して、次のイベントたちは「訪問の単位」「ページの単位」「滞在の様子」を表します。


session_start:新しい“訪問(セッション)”の開始

session_start は、ユーザーが 新しくセッションを開始したとき に記録されるイベントです。

  • ユーザーがサイトにアクセスすると、そのタイミングで 新しいセッション が始まり、
    • その開始時に session_start が1回記録される
  • 30分以上操作がなかったあとに再び訪問した場合なども、
    新しいセッションとして session_start が記録される

このイベントがあるおかげで、GA4は

  • セッション数
  • 1ユーザーあたりのセッション数

といった指標を計算できます。

first_visit が「このブラウザで初めて来た瞬間」
session_start が「今回の訪問のスタート」
というイメージでセットにしておくと覚えやすいです。

page_view:ページが表示されたという“ページ単位の足あと”

page_view は、ページが表示されたタイミング で記録されるイベントです。

  • 初回訪問のときだけでなく、
    2ページ目、3ページ目… とページ遷移するたびに記録される
  • シングルページアプリ(SPA)の場合も、
    適切にタグを設定すれば、画面遷移のタイミングで page_view が送られる

多くの人がイメージする「アクセス数」は、たいていこの page_view の集計です。

  • first_visit:そのブラウザにとって初めての来訪
  • session_start:その訪問(セッション)のスタート
  • page_view:その中でどのページを何回見たか

この3つが揃うことで、「訪問」と「ページビュー」の関係が見えるようになります。

user_engagement:どれくらい“ちゃんと見てくれたか”のヒント

user_engagement は、ユーザーがページ(または画面)を 一定時間以上しっかり見ていた ことを表すイベントです。

  • 画面がアクティブな状態で数秒以上滞在すると記録される
  • タブを開いたまま放置しているだけなど、
    「実際には見ていない」状態はなるべくカウントしないような仕組みになっている

GA4では、

  • エンゲージメント時間
  • エンゲージメント率(エンゲージメントセッション)

といった「どれくらいちゃんと見られていたか」の指標がありますが、
その裏側には user_engagement のイベントがいます。

page_view が「開いたかどうか」の足あと
user_engagement が「きちんと見てくれたかどうか」の手がかり

と考えると、役割の違いが分かりやすいです。

自動収集イベントを“セットで”理解しておく意味

ここまでをまとめると、自動収集イベントはざっくりこういう役割分担になっています。

  • first_visit:このブラウザで初めて来たかどうか
  • session_start:今回の訪問のスタート
  • page_view:どのページを何回見たか
  • user_engagement:どれくらいちゃんと見てくれたか

この4つをセットで押さえておくと、

  • ユーザー数・新規ユーザー
  • セッション数
  • ページビュー数
  • エンゲージメント時間/エンゲージメント率

といった、レポートでよく見る指標の“裏側の仕組み”がイメージしやすくなります。

そして次のステップとしては、

「first_visit × page_location / page_title」
「first_visit × チャネル(流入元)」

のように、初回訪問の“入口”でユーザーを分けてみる ことで、

  • どのページが「初めての入口」になっているのか
  • どのチャネルから来た初回ユーザーが、その後コンバージョンしやすいのか

といった分析に繋げていけます。

このあたりを、次の章では さくら整体院を例にしながらセグメントのイメージ として整理していく、という流れがきれいです。

さくら整体院を例にした first_visit セグメントのイメージ

3-1:初回訪問ページで分けてみる(TOPか?ブログか?)

初回訪問がTOPページとブログページのユーザーを分けて比較するイメージ図

さくら整体院サイトを例に、
first_visit を使って「初めて来たときにどのページを見ているか」でユーザーを分けてみます。

イメージしやすいように、ここでは次の2つのグループを考えます。

  • A:初回訪問が TOP ページ(/)だったユーザー
  • B:初回訪問が ブログ記事(/blog/〜)だったユーザー

GA4では、first_visit イベントに付いている

  • page_location(URL)
  • page_title(ページタイトル)

といったパラメータを使うことで、

「初めて来たときに、どのページが入口になっていたか?」

という視点でセグメントを切り分けることができます。

例えば、探索レポートで

  • 条件:イベント名 = first_visit
  • ディメンション:page_location または page_title

を使って集計すると、

  • 「初回訪問がTOPのユーザー」が何人いるか
  • 「初回訪問がブログからのユーザー」がどれくらいいるか

といった割合が見えてきます。

ここから、

  • TOPから入ってきた人は、院名で検索している“指名検索”が多そう
  • ブログから入ってきた人は、「腰痛 整体 福岡」のような“悩みベースの検索”から来ているかもしれない

といった仮説を立てることができます。


3-2:初回の流入チャネルで分けてみる(検索か?SNSか?)

検索とSNSから初めて来たユーザーを比較するfirst_visitセグメントのイメージ

次に、「どこから初めてこのサイトを知ったか」という視点で first_visit を使ってみます。

ここでは、次の2つのセグメントを考えます。

  • C:Google検索(Organic Search)をきっかけに初めて来たユーザー
  • D:InstagramなどのSNS(Organic Social)をきっかけに初めて来たユーザー

GA4では、

  • デフォルトチャネルグループ(session_default_channel_group
  • 参照元/メディア(source / medium

などのディメンションと、first_visit を組み合わせることで、

「初回訪問が検索経由の人」と「初回訪問がSNS経由の人」

を分けて、その後の行動を比較することができます。

例えば、探索レポートで

  • セグメントA:
    • 条件:イベント = first_visit
    • かつ チャネル = Organic Search
  • セグメントB:
    • 条件:イベント = first_visit
    • かつ チャネル = Organic Social

という2つのユーザーセグメントを作り、

  • それぞれの
    • セッション数
    • お問い合わせコンバージョン数
    • CVR(コンバージョン率)
    • リピーターとして再訪しているかどうか

を比較すると、

  • 「検索から初めて来た人」は、情報をじっくり読むが、初回CVは少なめ
  • 「SNSから初めて来た人」は、院・スタッフに親近感があるため、予約につながりやすい

といった違いが見えてくるかもしれません。


3-3:first_visit セグメントから見えてくる仮説と施策

ここまでの「初回ページ」と「初回チャネル」の切り口を組み合わせると、

  • 「どのページを“入口”にした初回ユーザーが多いか」
  • 「どのチャネルから来た初回ユーザーが、その後お問い合わせしやすいか」

という2つの問いに答えやすくなります。

さくら整体院サイトで考えると、例えばこんな仮説・施策につなげられます。

  • 仮説1:
    「初回訪問がブログのユーザーは、“悩みベース”で来ているので、
    ブログ記事内から『施術メニュー』『アクセス』への導線を強化すると、CVが増えそうだ」
  • 仮説2:
    「SNSから初めて来たユーザーのCVRが高いなら、
    プロフィールや投稿から『予約導線』を分かりやすくする価値が高い」
  • 仮説3:
    「指名検索でTOPから来る初回ユーザーが多いなら、
    TOPページの“初めての方へ”や“安心感のある写真”の改善が、全体のCVに効きやすい」

このように、first_visit を使って「初回の入口」ごとにユーザーを分けて眺めることで、

「誰が」「どこから」「どのページを入口にして」サイトに来ているのか

が具体的にイメージできるようになります。

この視点があると、
次の章で出てくる ChatGPTノック(練習問題) でも、

  • ただ用語を覚えるのではなく、
  • 「実際にさくら整体院ならどうセグメントを切って、何を比べるか?」

を考えながら取り組めるようになります。


ChatGPT先生と学ぶ first_visit ノック(練習問題3問)

ここまでで、

  • first_visit がどんなイベントか
  • 自動収集イベントの仲間たちとの関係
  • さくら整体院を例にした「初回訪問ページ」「初回チャネル」の見方

を整理してきました。

ここからは、実際に自分の頭で考える時間です。

以下の3問は、私が実際に ChatGPT に出題させて作った「first_visit 用の練習問題」です。
一度ノートやメモ帳に自分の答えを書き出してから、解答例を読むようにしてみてください。


Q1. first_visit の定義とタイミングを説明してみよう

Q1. first_visit の定義とタイミング

あなたは「さくら整体院サイトのGA4設定」を引き継いだWeb担当者です。
前任者から「first_visit はちゃんと理解しておいて」と言われましたが、正直まだふわっとしています。

次の3つの観点で、自分の言葉で first_visit を説明してください。

  1. first_visit は どんな時に 発火するイベントか
  2. どのユーザーに対して、何回まで 記録されるか
  3. 「ユーザー数」「新規ユーザー」という指標と、first_visit の関係はどうなっているか

※箇条書きでOKです。


▼ 解答例

first_visitの発火条件のイメージ画像
  1. どんな時に発火するか
    • あるブラウザ(端末)から、そのサイトに 初めてアクセスしたとき に発火するイベント。
    • GA4が「このブラウザには、まだこのサイト用のCookieがない」と判断したときに first_visit が送信されるイメージ。
  2. 何回まで記録されるか
    • ブラウザ単位では、原則1回だけ。
    • ただし、ユーザーが自分でCookieを削除したり、SafariのITPなどでCookieが消えた場合、
      • GA4から見ると「別ユーザー」に見えるため、
      • 同じ人でも、別のタイミングで再び first_visit が計測されることがある。
    • PCとスマホなど、デバイス・ブラウザが変われば別ユーザー扱いになり、それぞれで first_visit が発生する場合もある。
  3. ユーザー数・新規ユーザーとの関係
    • GA4の「ユーザー数」は、ユーザーID(またはデバイスID)をもとにしたユニークユーザー数。
    • 「新規ユーザー」は、ある期間内に 初めて訪問したユーザー で、裏側では first_visit が強く関係している。
    • ざっくり言うと、
      • その期間中に first_visit を持つユーザー → 新規ユーザー
      • first_visit を持たないがセッションがあるユーザー → リピーター
        と考えるとイメージしやすい。

ポイントは、「人」ではなく「ブラウザ・デバイス単位」 でカウントされている、という前提を頭に置いておくことです。


Q2. first_visit を手がかりに、何を分析する?

Q2. 「first_visitが教えてくれること」は何か?

さくら整体院サイトの GA4 を見ていると、
「新規ユーザーは増えているのに、お問い合わせは増えていない」という状況でした。

このとき、first_visit を手がかりに
「どんなことを確認/分析したいか」を3つ挙げてください。
それぞれについて、

  • どんなレポートまたは探索を使うか
  • どんな切り口(ディメンション/指標)で見るか
    もセットで書いてください。

▼ 解答例

初回訪問ユーザーの3つの分析パターンイメージ図

考え方の一例として、次のような観点が挙げられます。

  1. 初回訪問チャネル別に、新規ユーザーとCVの関係を見る
    • レポート / 探索
      • 集客 > トラフィック獲得レポート
      • または探索レポート(自由形式)
    • 切り口
      • ディメンション:デフォルトチャネルグループ(Organic Search / Direct / Organic Social…)
      • 指標:新規ユーザー数、コンバージョン数、コンバージョン率
    • 見たいこと
      • どのチャネルからの 初回ユーザー が多いのか
      • その中で、CVRが極端に低いチャネルがないか
  2. 初回訪問ページ(ランディングページ)別に、入口の質を見る
    • レポート / 探索
      • 探索レポートで、イベント = first_visit を条件にした自由形式
    • 切り口
      • ディメンション:page_title or page_location
      • 指標:ユーザー数、コンバージョン数、CVR
    • 見たいこと
      • TOPから来た新規ユーザーと、ブログから来た新規ユーザーで、CVRに違いがないか
      • 「新規ユーザーは多いのにCVしていない入口ページ」がないか
  3. 初回訪問からCVまでの訪問回数や期間をざっくり把握する
    • レポート / 探索
      • 探索レポート(ファネル or コホートを利用)
    • 切り口
      • 条件:初回訪問(first_visit)から一定期間以内にCVしたユーザー
      • 指標:平均セッション数、平均経過日数
    • 見たいこと
      • 「新規ユーザーが初回でCVしていないのは普通で、2〜3回目でCVする傾向が強いのか?」
      • それとも、本当に新規ユーザーが“離脱しっぱなし”なのか?

大事なのは、“first_visitユーザー”を入口ごと・チャネルごとに分けたうえで、どこにボトルネックがあるかを探す という視点です。


Q3. first_visit を使ったセグメントを設計してみよう

Q3. first_visit を使って、どんなセグメントを作る?

あなたは、さくら整体院サイトの「初めて来たユーザーの動き」を詳しく知りたいと考えています。
GA4の探索レポートで、first_visit を使って次の2つのセグメントを作るとします。

  • A:Google検索から初めて来たユーザー
  • B:SNSから初めて来たユーザー

それぞれのセグメントを作るときに、

  • どんな条件でユーザー(またはセッション)を絞り込むか
  • そのあと、どんな指標やレポートで A/B を比較したいか
    を具体的に書いてください。

▼ 解答例

first_visitとチャネル別ユーザーセグメント比較の図
  1. セグメントA:Google検索から初めて来たユーザー
    • 絞り込み条件(ユーザーセグメントのイメージ)
      • イベント:first_visit を持っているユーザー
      • かつ、その first_visit が含まれるセッションのチャネルが Organic Search(または source/medium が google / organic)であること
    • 比較したい指標
      • 初回訪問後◯日以内のセッション数
      • お問い合わせコンバージョン数
      • CVR
      • 平均エンゲージメント時間、平均ページビュー数 など
  2. セグメントB:SNSから初めて来たユーザー
    • 絞り込み条件
      • イベント:first_visit を持っているユーザー
      • かつ、そのセッションのチャネルが Organic Social / Paid Social などのSNS系チャネル
    • 比較したい指標
      • 上記Aと同じ指標(セッション数、CV数、CVR、エンゲージメント指標など)
  3. A/B比較で見たいこと
    • 検索から初めて来たユーザーと、SNSから初めて来たユーザーで、
      • 初回の行動(滞在時間・ページ数)はどちらが多いか
      • リピーターとして再訪してくれているのはどちらが多いか
      • 最終的なお問い合わせCVRはどちらが高いか
    • それに応じて、例えば:
      • 検索流入向けには、悩み別ブログを増やすべきか
      • SNS流入向けには、信頼感・雰囲気が伝わるコンテンツや予約導線を強化すべきか

こうしたセグメント設計を「first_visit × チャネル」で考えられるようになると、
“誰に対して、どの入口を強化すべきか” が見えやすくなります。


まとめ:first_visitを起点に「ユーザーの最初の一歩」が見えるようになった

今回の記事では、GA4の自動収集イベントの中でも「first_visit」にフォーカスして、

  • どんなタイミングで発火するイベントなのか
  • どの指標(ユーザー数・新規ユーザー)と結びついているのか
  • さくら整体院サイトを例に、初回訪問ページ・初回来訪チャネルでどうセグメントできるのか

を整理してきました。

実際にGA4の画面を開きながら確認したことで、

  • 「レポートのどこを見ればいいのか」
  • 「探索レポートでどう条件を設定すればいいのか」

といった、現場での“手の動かし方”がかなり具体的にイメージできるようになったはずです。

また、first_visitについても、

  • ブラウザ単位で「そのサイトに初めて来た瞬間」を表すイベントであること
  • page_location / page_title と組み合わせることで、
    「初回訪問がTOPのユーザー」「初回訪問がブログのユーザー」といった入口ごとのセグメントが作れること
  • チャネル情報と組み合わせれば、
    「検索から初めて来た人」と「SNSから初めて来た人」の、その後の行動やCVRを比べられること

など、first_visitで分かることが体系的に整理できたと思います。

今後は、

  • RFM分析やコホート分析のような「ユーザーの継続的な行動」を見るときにも、
  • 「最初にどこから来たユーザーなのか?」という視点をセットで持つことで、

一人ひとりのユーザー像が、より立体的に見えるようになっていきます。

次回以降は、今回のfirst_visitの考え方をベースにしつつ、

  • 他の自動収集イベント(session_start / page_view など)
  • あるいは RFM・コホートのような分析手法

にも広げながら、「数字の読み方」と「施策へのつなげ方」を掘り下げていきます。


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